東京ガス株式会社より周知依頼がありました。

「住宅塗装工事等におけるガス機器の給気・排気部の閉塞による一酸化炭素中毒事故の防止について」（協力依頼）

拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

　さて、全国のガス事業者から経済産業省へ報告されたガス事故に関して、住宅塗装工事等においてガス機器の給気・排気部が閉塞されたことによる不完全燃焼（一酸化炭素中毒）や異常燃焼（機器破損）などの事例が発生しております。ガス機器の給気・排気部が閉塞された状態で使用されると、爆発や異常燃焼による機器の破損に加え、酸欠や不完全燃焼に起因する一酸化炭素中毒の危険性がございます。

　弊社管内において、住宅塗装工事等に関連するガス機器の給気・排気部の閉塞と思われる事象が2024年度に22件（内、人身・物損事故0件）発生いたしました。そのため、お客さまが安心して安全にガスをご利用いただけるよう、塗装工事業者様には下記の点にご留意いただきたく、周知をお願い申し上げます。

敬具

記

１．養生を行う場合には、ガス機器の給気部及び排気部を塞がないで下さい。

２．やむを得ずガス機器の給気・排気部をビニールシート等で塞ぐ場合には、当該ビニールシート等を取り除くまでは絶対にガス機器を使用しないよう、住人への周知を徹底してください。

３．工事終了後は、速やかに養生のためのビニールシート等を外して下さい。

（参考資料）
・塗装等工事関係者向け注意喚起チラシ（PDFファイル　３MB）

・2024年度参考資料【ガス機器の給気・排気部の閉塞によるものと思われる事象】（PDFファイル　1MB）