東京労働局より下記ご連絡がありました。
東労発基0327第5号
令和6年3月27日
各 位
東京労働局長
令和6年「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」の実施について
職場における熱中症予防対策については、令和3年4月20日付け基発0420第3号「職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について」に基づく対策をはじめとして、毎年重点事項を示して、その予防対策に取り組んでおります。また、平成29年からは「STOP !熱中症クールワークキャンペーン」を実施し、各災防団体等と連携して熱中症予防対策に取り組んできたところです。
昨年1年間の全国の職場における熱中症の発生状況(1月11日時点の速報値。別紙参照)を見ると、死亡を含む休業4日以上の死傷者数は1045人、うち死亡者数は28人となっています。業種別にみると、死傷者数については、全体の約4割が建設業と製造業で発生しています。また、死亡者数は、建設業、警備業等で多く、多くの事例で暑さ指数(WBGT)を把握せず、熱中症予防のための労働衛生教育を行っていませんでした。また、「休ませて様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」など、熱中症発症時.緊急時の措置が適切になされていない事例も見られました。
ついては、令和6年「STOP !熱中症クールワークキャンペーン」を別添の実施要綱のとおり実施します。
貴会におかれましても、キャンペーンの趣旨を踏まえ、会員事業場等に対し、その周知を図っていただきますとともに、各事業場において確実な取組が行われますよう、特段の御配慮をお願いいたします。
令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について(PDFファイル 373KB)
令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱(PDFファイル 6MB)
STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(PDFファイル 1MB)
厚生労働省ポータルサイト
https://neccyusho.mhlw.go.jp/